まんとみだより No.10

「かっこいいね!」 (浅香山部屋の朝げいこ見学)

2月7日、キミドリ(年長)さんたちは、本もののお相撲さんを見られるということでドキドキワクワクしながら浅香山部屋を訪ねました。
稽古場に入る前に先生から、お相撲さん達が強くなるために毎朝頑張っていることや邪魔しないように静かに見るように言われて、ピリッとした緊張感が子ども達にも伝わってきました。皆無言で靴をそろえて稽古場に入り、見学者用の座布団に座っていよいよ見学です。既に始まっていたぶつかり稽古のぶつかりあう音や掛け声に圧倒され、思わず「かっこいい!」とつぶやく声も。土俵の外でてっぽうをする姿、四股を踏む姿などにも間近で見入っていました。この日はブラジルの小学生が稽古に参加してすり足を体験する様子も見られました。帰り際、浅香山部屋のおかみさんから「また来てくださいね、入門待っていますよ」と声をかけていただきました。短時間ではありましたが本物の相撲の世界を全身で味わった高揚感をもって、幼稚園までの道のりも元気に歩けました。
園に着くなり早速土俵作りが始まり、周りにはゴザの桟敷席ができ、相撲の始まりです。行事役が軍配を持って「にーしー〇〇くん」「ひがーし〇〇くん」「手をついてー、ハッケヨイのこった、のこった」、応援団からは「〇〇がんばれー!」「〇〇まけるなー!」と応援合戦、「〇〇くんの勝ちー!」。勝負の後は向かい合ってお辞儀をします。何組も何組も途切れることなく取り組みは続きました。キミドリさんの相撲を見ていたキイロ(年中)さんやオレンジ(年少)さんも参加していきました。

みんなで土俵作り


その日のうちに、皆でお相撲を見たことを思い出しながら絵を描きました。お相撲さんの厳しい顔の表情や、てっぽうをする姿、稽古場の情景など、それぞれの心に響いたことがイキイキと表現されていました。


お相撲さんの勇姿


てっぽうをするお相撲さん


上はタオル、座布団で見学、ぶつかり稽古

2024年02月13日