まんとみだより Vol.24
ファンタジーの世界で遊ぶ
12月になると、子どもたちはクリスマスやサンタクロースなどに想いを寄せ、さまざまな遊びを楽しみます。キイロさん(年中児)は「サンタのまち」の中に、自分の作った折り紙サンタさんを、自由に貼り付けていきました。それぞれに顔を描いた沢山のサンタさん。家の煙突から入ろうとするサンタ、窓から顔を出すサンタ、散歩するサンタさん、、、それぞれにストーリーを持っています。そして楽しげにサンタのまちの様子を話してくれるキイロさん達です。
製作コーナーの部屋(ちゃぼの部屋)では、ダンボールを三角にくり抜き、そこに思い思いのセロファンを貼り付けた幻想的なツリーが、光を浴びてステンドグラスのように飾られています。また、くり抜いた三角形のダンボールにはさまざまな色の毛糸が巻き付けられてこれもまた可愛いツリーとなっています。
園庭に出ると、ダンボール箱のオブジェに木の枝を挿してツリーができており、そこに子どもたちは、松ぼっくりに色々な装飾をした小さな可愛いツリーを作って飾っています。降園時には保護者の方に自分が作った作品について話している微笑ましい姿が見受けられます。
また、各部屋でもカラーフェルトを丸めてツリー飾りを作ったり、色々なツリー製作を楽しんだりしています。
普段は身近にある色々なものですが、クリスマスの魔法の力で、ファンタジーの物語を創っていく素敵な時間となっています。その遊びを通して、さまざまな素材に触れながら、想像し、創造していく喜びを心ゆくまで楽しんでいるようです。