まんとみだより Vol.25

日本の文化は生活の中に

お正月を過ごして、3学期が始まりました。初日には、今年も獅子舞さんが来てくださり、皆で元気に新しい一年を踏み出しました。部屋の一角では、久しぶりに会う友達とのカルタ遊びが、日に日に盛り上がっています。先生に教わりながら、コマ回しに何度も挑戦する子ども達もいます。寒い中、園庭の陽だまりでままごと遊びや基地づくりを続けている強者たちもいます。ホール前のウッドデッキではお陽様の暖かさを浴びて、リリアン編みのコーナーが賑わっています。そろそろ2月の節分や3月のひな祭りに向けて、折り紙のお三方作りの活動が始まります。

まんとみ幼稚園では、普段の生活の中で日本の四季や文化を感じることを楽しんでいます。

国際感覚が必要な時代、他国語を話せることだけでなく、日本や自分について語れることが重要といわれます。日本に生まれ育って、どんな文化に触れてきたのか、自分の熱中してきたことや興味のあること、達成したことや色々な失敗についても語れるような人になって、どんどん世界を広げていけるといいですね。

幼児期の今、何かに向かって夢中になったり、うまくいかなくて嫌になったり、よそ見をしてウロウロしたり… そんな時間をじっくりゆっくり過ごしながら、『自分』をつくっていく生活が、今年もいきいきと出来るように、まんとみ幼稚園の皆で力を合わせていきたいと思います。